代表者ごあいさつ

　謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

　日本は、周知のとおり諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。

団塊の世代が７５歳以上となる２０２５年以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このため、厚労省は２０２５年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を推進しています。

　当社は、３０周年を迎え、ますます介護の需要は急増する中で、将来的な人口減少で介護業界は慢性的な人手不足が高まっています。日頃からの備えと業務継続に向けた取組の推進体制の構築が求められ、利用者が地域で切れ目なく必要なサービス提供を受けることが出来るよう、感染症や防災・災害対策における事業継続計画にをはじめ、スタッフが働きやすい環境づくりと安心してサービスが提供できる体制に取り組んでいます。

本年度も引き続き介護サービスにおける新型コロナウイルス感染防止の対策と適切なサービスの実施を引き続き推進していく所存です。

最後になりましたが、皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和6年元旦

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　中林弘明

　日本は、世界でも類を見ないスピードで高齢社会を向かえようとしています。
　介護を必要とする状態になっても自立した生活を送り、人生の最期まで人としての尊厳を全うできるよう、安心した社会の確立が求められています。

　私たちは、このような社会において「本当に介護を必要としている人々に私たちは何ができるのか」
そういった本質的な事柄において、介護の専門性を追求しています。
　当たり前のことだけど、誰もが安心して住み慣れた地域で生活を願い、そして、無意識に過ごしています。少しでもその願いを叶えるべく、住み慣れたご自宅で暮らしていける願いの支援をおこないます。

　　　「ご本人の体の一部になれないけれど、ご本人の気持ちを何よりも理解したい」

　そんな私たちの願いを込めて

　　　　”人が人らしく生きていける”

　　　　　　そんな環境づくりのサービスを提供するホスピタリティ企業を目指します。

　平成19年７月30日に不慮の事故により頸椎損傷となり、首から下が全身麻痺の寝たきり状態となりました。握力は全くなく唯一寝たままの状態で両腕を動かすことぐらいしかできませんでした。病院では、元の健常者のような状態になることは無理だろうと診断されましたが、当時の自分は、障がいの受容ができず復帰することだけしか頭にありませんでした。
　約４ヶ月の入院生活で、日々のリハビリ以外にも病室でのトレーニングの結果、寝たきりの状態から車いす、歩行器での歩行、伝え歩き、室内歩行へと順調に機能が回復するようになりました。
　現在は、神経損傷の障害は、普段の生活にはあまり支障はありませんが、両手の小指と薬指に痛みが残り両足の膝から下がやけどをした後の痛みが固定障害として残り、 全身麻痺の経験から現場復帰した経営者です。